※本記事は海外ドラマを題材に英語表現を解説する内容で、作品公式とは関係ありません。
海外ドラマを観ていると、
チーフ(大隊長)が無線で隊員に状況確認をする場面があります。
その時に使われるのが、この短い一言です。
Negative.
Negative の意味
Negative は、次のような意味で使われます。
・いません
・該当なし
・異常なし
・見つかりません
捜索や確認の場面で、「対象が見つからなかったこと」を報告する表現です。
よくあるやり取りの流れ
現場では、こんなやり取りがよくあります。
チーフ(大隊長)が隊員に呼びかけます。
「(隊員名)、report.」
この report は、「状況を報告しろ」「どうだ?」という意味です。
それに対して、隊員が返すのが
Negative.
という返事です。
普通の No と何が違うの?
Negative は、日常会話で使う No とは少し違います。
No はカジュアルな否定ですが、
Negative は現場・無線用の否定。
感情を入れず、
事実だけを簡潔に伝える「仕事の返事」です。
発音(聞こえ方)
教科書ではネガティヴと習いますが、
実際の現場ではネガリィヴ、ネガディヴのように聞こえることが多いです。
これは、アメリカ英語ではT の音が弱くなり、D に近い音になるためです。
緊急シーンではさらに音がつぶれて、短く聞こえることもあります。
現場英語の役割で見ると
現場の無線では、会話の流れがある程度決まっています。
チーフ(大隊長)が指示や確認を出す
→ 隊員が理解したことを返す
→ 行動に移る
→ その結果を報告する
その中で使われているのが、次の短い英語です。
Copy that は、指示を受信・理解した報告。
On it は、行動開始の返事。
Negative は、状況報告(該当なし)。
短い言葉だけで、
現場の情報共有が成立しているのが分かります。
こういう現場英語を知っていると、
海外ドラマのセリフが一気にリアルに聞こえてきます。
次のフレーズも一緒に見てみましょう。

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