「copy thatってどういう意味?」
海外ドラマでよく聞くこのフレーズ。
実は、ただの「了解」ではありません。
ネイティブが使うときには、
もっとリアルなニュアンスがあるんです。
Copy that の意味
Copy that(コピーザット)とは、「言われた内容を正確に受け取った」という意味の英語表現です。
日本語の字幕では「了解」と訳されますが、ニュアンスはもう少し具体的です。
Copy that.
でも――これ、ただの了解じゃありません。
もともとは無線用語で、
・聞いた
・内容を理解した
ただの「了解」より、もう一段階深い返答です。
Copy that が使われる場面
ドラマではこんな場面で使われます。
上司「北側から進入しろ!」
隊員「Copy that.」
これはもう、繰り返さない・余計なこと言わない・即行動モード。
現場の“仕事ができる返事”です。
別のシーンでは、無線越しの短いやり取りでこう返ってきます。
「Target is moving east.(対象は東へ移動中)」
「Copy that.」
たった一言「Copy that.」で、「受信した、把握した」と伝わります。
実際の映画・ドラマでの使われ方
私が映画『カオス』(2005年公開)を見ていたとき、印象に残ったシーンがありました。
指揮官が無線で作戦開始を告げると、建物のあちこちに配置されていた部下たちが、持ち場ごとに順番に “Check.” と返答していました。
字幕では「了解」と訳されており、「指示を確認し、その内容で行動します」というニュアンスで使われています。
一方、私がよく見ている『Chicago P.D.』や『Chicago Fire』では、同じような場面で “Copy.” や “Copy that.” が使われることが多い印象です。
どちらも日本語では「了解」と訳されますが、作品や状況によって使われる表現が異なるのも、英語の面白いところですね。
無線以外でも使う?
ここまでは無線や現場での使い方を見てきましたが、実はこの表現、日常会話でも使えるんです。
最近では、家族や友達との日常会話でも軽い「了解」として使われることがあります。
たとえば家族や友達に何か頼まれて、「Copy that.」と返すこともできます。
ただしカジュアルな場面では OK のほうが自然で、Copy that はやや“きっちりした返事”の響きになります。
「了解」を表す英語はほかにもある
Copy that と似た「了解」系の表現には、次のようなものがあります。
・Copy(カピッ)… Copy that を短くした形。意味は同じで「受信・了解した」
ドラマでは、Copy that を「Copy.」とだけ返す場面もよく出てきます。
・On it(オンニッ)… 「了解、今やる」と、すぐ行動に移すニュアンス
Copy that. は指示を“受け取った”段階、On it. は“もう動き出している”段階、というイメージです。
場面によって使い分けてみましょう。
発音(聞こえ方)
「Copy that.」は、丁寧に読むと「コピー・ザット」ですが、実際の会話ではそうは発音されません。次のように音が変化します。
発音のポイントは3つです。
・copy(コピー)は弱くつぶれて、「カピ」のように聞こえる
・that の th はほとんど発音されず、「ダッ」と短くなる
・全体がつながって、一息で「カピダッ」と流れる
ネイティブ同士だと一瞬で終わる英語です。
Copy that が持つニュアンスまとめ
・無線由来のプロ英語
・指示を正確に理解した合図
・現場感バリバリの表現
短い英語ほどリアル。
これがドラマ英語の世界です。
ドラマを通して学ぶ英語は、教科書とは違う「生きた英語」です。
こういう“現場英語”を知っていると、
海外ドラマのセリフが一気にリアルに聞こえてきます。
先に紹介したように、この表現は『Chicago Fire』や『Chicago P.D.』などの海外ドラマでも実際に使われています。
次のフレーズも一緒に見てみましょう。
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