Stay down.
銃声が響いた直後、警官が手で身を伏せるよう合図しながら短く叫びます。
字幕は「伏せてろ!」なのに、聞こえてくるのは「ステイダウン」という平たい二語。
海外ドラマを見ていると必ず耳にする、この二語の正体が Stay down です——
意味
Stay down. の意味は、「身を低くして」「かがんで」です。
stay は「その状態のままでいる」、down は「低い姿勢」を表します。二つが合わさって「今の低い姿勢のままでいろ」という指示になります。
場面によっては「伏せたままでいろ」「頭を下げてろ」「起き上がるな」とも訳されます。訳は変わっても、伝えている中身はどれも同じです。
よく似た Get down. は「伏せろ」と動きを命じる言い方。Stay down. はそのあとに続けて、できあがった姿勢を保たせる言い方です。
聞こえ方
実際の発音は 「ステイダウン」 のように、ほぼ一息でつながって聞こえます。
stay の最後の音と down の d がぴったりくっつくため、二語というより一つのかたまりのように響きます。
さらに down の n は口を閉じずに鼻へ抜けるので、語尾がぼやけて「ステイダーン」に近く聞こえることもあります。
緊迫した場面では叫び声になるため、前半が長く伸びて「ステーイダウン」と聞こえることも多いです。
「ス・テ・イ・ダ・ウ・ン」と区切らず、ステイのほうを強く、あとは一息で流す。そう意識して聞くと、ぐっと拾いやすくなります。
使われる場面
いちばん多いのは銃撃戦です。まず Get down!(伏せろ)で相手が地面に伏せると、そのあとに Stay down! と続きます。
最初の命令で姿勢を作らせ、次の命令でその姿勢を保たせる。この二段構えが、警察ドラマの定番の流れです。
シカゴPD・FBI・SWATなどの刑事ドラマでは、銃を構えた警官が民間人や同僚をかばいながら叫ぶ場面でよく登場します。
容疑者に向けて使われることもあります。地面に押さえ込んだ相手が起き上がろうとしたとき、動きを封じるために浴びせる一言です。
救急や消防の現場でも耳にします。倒れている人に「動かないで、そのままでいて」と伝えるための指示としても使われます。
ニュアンス
Stay down. は動詞が文頭に来る命令文で、主語を省いた二語だけの短い形です。
危険がまだ続く場面で相手の身を守るための指示なので、拒否の余地がない強さを持ちます。
まとめ
Stay down. は「身を低くして」「かがんで」と伝える、相手の命を守るための短い指示です。
Get down. で伏せさせ、Stay down. でその姿勢を保たせる。この流れを覚えておくと、銃撃シーンのセリフがぐっと聞き取りやすくなります。
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