海外ドラマの英語フレーズ

ダズンマラー!意味は『関係ない/どっちでもいい/問題じゃない』|It doesn’t matter. の発音

It doesn’t matter.

『シカゴP.D.』を観ていて、ふと耳に残る「ダズンマラー」というひと言。静かに、けれど揺るがない口調で放たれるその音。教科書通りの「イット・ダズント・マター」とはまるで違うこの正体が、It doesn’t matter.です——。

意味

It doesn’t matter. は「関係ない/どっちでもいい/問題じゃない」という意味の定番表現です。

matter は「重要である」という動詞。その否定形で、「そんなことは重要じゃない」と言い放つニュアンスになります。

訳語は文脈によって揺れ、軽い会話では「どっちでもいいよ」、重い場面では「そんなことはどうでもいい」という冷たさを帯びることもあります。

聞こえ方

教科書の発音だと「イット・ダズント・マター」と読みたくなるはずですが、ドラマで実際に耳に届くのは「ダズンマラー」だけ。

まず文頭の It はすっと弱まってほぼ消えます。そして doesn’t matter の、matter の tt 部分がフラップTの作用で「ラ」に化け、「マター」が「マラー」に聴こえるのがポイントです。

教科書発音との落差が大きい代表例のひとつなので、まずは「ダズンマラー」と丸ごと耳で覚えてしまうのが近道です。

使われる場面

『シカゴP.D.』のある回で、大切な同僚が事件に巻き込まれたと連絡を受けた一瞬。一度は刑事を辞めるといってバッジを返したばかりの刑事が、ボスのもとへ歩み寄り「自分が動きたい」と申し出ます。

ボスから「警察官として動くのか、それとも大切な人のために動くのか」と問われたときに、静かに返されたひと言がこのIt doesn’t matter.。「そんなことは関係ない、とにかく現場に行く」という覆い隠せない覚悟が滲み出ています。

刑事ドラマでは、こうした「感情を押し殺して低い声で言う」使い方が多く、軽い「どっちでもいいよ」とはまた違う重みで響きます。

ニュアンス

It doesn’t matter. は主語 it を伴う平叙文で、形は丁寧だが中身は「そんなことは重要じゃない」と言い切る強めの表現です。

心理的には議論や迷いを一瞬で断ち切る働きがあり、静かに放たれるほど、揺るぎない覚悟が伝わります。

まとめ

ダズンマラー」と聴こえるそのフレーズの正体は、It doesn’t matter.。訳語は「関係ない/どっちでもいい/問題じゃない」など文脈で揺れます。とくに刑事ドラマでは、静かに言い放つことで強い覚悟を描き出す重いセリフとして使われるため、音と一緒に胸に刻んでおきたい表現です。

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